2004年11月27日

ゴーギャン=ストリックランド

59917fb5.jpg夜打ち合わせの際に、本の話になる。芸術家をテーマにした本を思い出したので表記。高校時代に読んだゴーギャンをモデルにしたモームの「月と六ペンス」。ただし、ゴーギャンの芸術や言葉は何も出てこないが、研究者たちの描いた物語通りに展開する。ゴーギャンの影のみで書かれている。好きな本の一つである。装丁も抜群である。タイトルの意味は、「月」は幻想をあらわし、「六ペンス」は現実を示している。

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