神出睦子展（日本画）

神出睦子展（日本画）６月１５日（火）〜６月２６日（土）にて3F石田大成社ホールにて開催。詳しくは続きを参照。

会期：２００４年６月１５日（火）〜６月２６日（土）＊日祝休
題名：神出睦子展
会場時間：午後11時より午後7時まで（最終日は午後５時閉場）　
場所：石田大成社ホール　
入場料：無料　
素材：日本画材


自然から受ける感動を表現したいと思っています。
例えば藤ような、はっとするほどの花の美しさと、うねるような根の力強さをもつ木花。
相反するものが混在するところに儚さや切なさを感じ、惹かれますね。これは、今回描いた釧路湿原の夕日にもいえることです。私にとって描くことはスケッチが基本。無心で対象物と向き合っているときを大事にしています。日本画を選んだのは、岩絵具の彩色による独特な透明感が、花弁や自然の空気感を表現するのに適していると思ったからです。他の町と比べて、京都には日本画を愛する人が多いように思いますね。そんな場所で作品展を開くことに意義を感じています。だからこれからも、京都で発表することにこだわりながら活動したいですね。

２００4年　記　
神出睦子（テキスト構成：小原）

１９６４年大阪生まれ。
１９８６年嵯峨美術短期大学日本画科修了。１９８８年嵯峨美術短期大学研究生修了。
１９８８年第１回京都日本画新鋭選抜展奨励賞、大三島美術館買上。８５年京展入選、８６年日展入選。以後数回出展。２００２年アートギャラリー北野にて初個展開催。他、各賞多数受賞。石田大成社ホールにて７月開催の「日本画の１００」に出展。

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