もうひとつは悲しいニュース。
昨夜、展覧会に参加くださったパリ在住の写真家
バレリーグランドさんの訃報をEmailで確認。入院している情報は、同じ展覧会の出展者のMさんから状況を聞いていたが、深刻ではないと聞いていた。そんな中だったので、急なニュースに驚きを隠せない。
生前、退院したら日本への来日を聞いていたため、お会いできることを楽しみにしていましたが叶わぬことになった。
年末年始の挨拶のメールの対応の中の訃報。
いままでに携わった仕事で直接関係者がなくなることがなかったのですが、こういった現実の知らせを受けると、つい忘れがちな死について考えてしまう。
バレリーさんとの間を取り持ってくれたMさんは、「作品は永遠だと信じている」との発言に、共感するとともに、それだけの熱量を一瞬でもこめることができるのか、提示できるのかと後悔のないように生きてきたいと思う。
パリは、私にとって今でも憧れの象徴に変わりない。
自身の中の理由もあって、実はいまだに行ったことがない。
いつの日か必ずパリで個展をしたいと思うが、然るべきタイミングを待っている。
そのときには初めましてムッシュではなく、おかえりムッシュと呼ばれるような作品を見せることを望んでいる。
まだ私は死を受け入れる訳には行かず、今後まず30年間追い続けたい目標がある。
そしてまだ見ぬ友人たちとの再会を楽しみにしている。
もちろん日本やほかの世界でも。
そしてみなさんとの再会も。
Posted by inscape26 at 00:01│
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